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原精一
裸婦
ガッシュ
高さ46cm 幅39cm
(額寸)
売約済
個性的画家による独特な世界観
高い写実力で重厚な裸婦像を多く描いている原精一であるが、本作品は、ふんわりと優しい色調とタッチを用いた独特な表現で女性の体を描いている。原 精一(はらせいいち)
1906 神奈川藤沢市生まれ
1923 川端画学校に学ぶ、万鉄五郎に師事
1927 春陽展に出品(’36春陽会賞、’38佐分賞)
1940 陸軍省嘱託従軍画家として従軍
1942 春陽展で戦地でのスケッチ作品で岡田賞
1942 春陽会会員('48退会)
1946 タイでの抑留生活を経て帰国
1947 読売美術賞
1948 国画会会員('67退会)
1963 国際形象展に招待出品('72同展同人)
1975 女子美術学校教授
1977 神奈川県立近代美術館で「原精一回顧展」開催
1986 肺炎により東京で死去(80歳)
<所属>
元国画会会員、国際形象展同人
<特徴>
人物、特に裸婦を多く描く。デッサンの力は高く評価され、多数の素描展を開催する。
<作品収蔵>
東京国立近代美術館、神奈川県立美術館、文部省
