大小さまざまな船が行き交う、賑やかな函館の港

菊地精二（きくちせいじ）

1909 札幌市生まれ
1925 第1回道展入選
1929 二科会展入選
1940 独立美術協会会員
1941 文展無鑑査
1945 全道展創立会員
1965 多摩美術大学教授
1973 逝去
1977 東京セントラル美術館で「菊池精二遺作展」開催
1981 北海道道立近代美術館で「鮮烈な北方フォービズム・菊池精二展」開催
1987 北海道立近代美術館の「美術北海道100年展」に出品
1997 北海道立近代美術館コレクション100選に選ばれる
2000 札幌芸術の森美術館の「中根邸の画家たち展」に出品

＜所属＞
全道展創立会員、多摩美術大学教授

＜特徴＞
独立王国といわれていた北海道では三岸好太郎につぐ重鎮。1930年半ばまで抽象的な作風を試みるが、30年代後半からは具象に転ずる。後半は強烈な色彩で人物画を描いた。

＜作品収蔵＞
北海道立近代美術館、神奈川県立近代美術館ほか