「無題」
水墨画
高さ44cm 幅36cm
(額寸)
売約済
サイン、印
画寸:26cm×23cm(マット内寸)
丸木位里(まるきいり)
1901 広島県生まれ
1936 青龍社展に入選
1939 美術文化協会創立に参加('46退会)
1947 前衛美術会を結成('49退会)
1950 日本アンデパンダン展に「原爆の図第1部」を出品
1953 国際平和文化賞
1961 毎日新聞社主催の「日本国際美術展」で優秀賞
1967 原爆の図丸木美術館開館
1970 アメリカ各地で「原爆の図」を公開
1985 リアリズム絵画トリエンナーレ展で特別グランプリ
1995 東松山で死去(85才)
<特徴>
戦前には抽象やシュルレ アリスム(超現実主義)を取り入れた独自の水墨画を発表して高い評価を受けた。1941年に油彩画家の赤松俊子と結婚。広島に原爆が投下された時には夫婦でかけつけ、やがて夫婦共同で《原爆の図》の制作に取り組み30年以上の歳月をかけて15部の連作を完成。その後も生涯をかけて被爆の実情を広く伝え、戦争や公害など、人間が人間を傷つけ破壊することの愚かさを描き続けた。その一方で風景を中心としたスケールの大きな水墨画を数多く残している。
<作品収蔵>
原爆の図丸木美術館(埼玉県東松山市)
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