ほっかいどうゆかりの100人

夕日の美術館

土日祝の12時~日没まで開館しております。

道内画家、圧巻の大作作品展示、美術館の窓から望むどこまでも続く水平線…
奇跡の夕日を眺めにぜひご来館ください。

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夕日の美術館館内

ほっかいどうゆかりの100人 夕日の美術館は、北海道の画家達の業績を忘れずに伝えていきたい、という私達の思いから、2010年に「ほっかいどう望来絵画館」として設立いたしました。

そのため、重要な位置をしめる著名な画家に加え、ふだん目にすることが少ない、しかし、忘れてはいけない作家達の作品を展示していきたいと考えております。

また、この美術館設立の場所に「望来」を選ぶこととなった所以である長谷哲也氏の作品も、遺作特別展示室として当館3階に展示してあります。

札幌の美術文化を拓いてきたともいえる三条ビルに拠点をもうけ、この石狩望来に、そしてその先へと美術文化の発展に幾分かでも寄与できればというのが私達の心からの願いです。

主な収蔵作家

青木純子、石塚常男、岡崎秀司、小川原脩、小野州一、岸葉子、木村富秋、工藤三郎、小竹義夫、金野宏治、金子幸正、国松登、桜田精一、佐々木敏光、白石陽一、高橋英生、高橋佳乃子、高橋好子、田辺三重松、鶴田昌子、豊島輝彦、中野邦昭、長谷哲也、原 義行、藤野千鶴子、福岡幸一、本間武男、前野晶市、丸山信也、森田哲隆、森本三郎、森本光子、守矢正男、八木伸子、八木保次、山岸正巳、山口健智 他

美術館情報

住所

石狩市厚田区望来389番地268

電話

(0133) 77-2210

営業時間

営業期間中、毎週 土曜・日曜・祝日
12時~日没まで

営業期間

5月初~10月末まで

休業期間

11月~4月末まで

入館料

お一人様 500円(ワンドリンク付き)
※中学生まで無料

飲み物

各種200円(ホットコーヒー、アイスコーヒー、オレンジジュースがあります)

長谷哲也 特別展示室

10代より絵筆を執り、創作の道を歩み始める。
20代には演劇活動や詩作にも傾倒し、多角的な表現を模索。
30代以降は再び絵画制作を主軸に据え、活動を本格化させた。

札幌の大同ギャラリーを中心に個展・グループ展を開催し、独自の芸術世界を築き上げた。

長谷哲也 略歴

1947年5月 小樽市銭函にて出生
1962年 グループ「ほっかいどう」結成1968年 劇団「新芸」に入る
1973年頃より詩話会にて詩の創作始める
1977年 劇団「にれ」に入る
1978年 劇団「ペルソナ」創立
1980年より 「惨破禍(サンバカ)展」 通算7回 於 キンコン館
1988年 現 石狩市厚田区望来で死去(41歳)

個展歴

1983年8月 大同ギャラリー
1984年4月 大同ギャラリー
1984年1月 札幌アートプラザ
1984年7月 札幌パークギャラリー他厚田村と銭函にて個展5回
1988年10月 「長谷哲也遺作展」(札幌アートプラザ)
2007年8月25日~31日 北海道画廊にて、自死した画家のノスタルジー「長谷哲也レクイエム展」開催

長谷哲也 頌


彼にはじめて会ったのは、世の中がバブルに沸いていた1987年のことだったと記憶している。

或る日、私の画廊へ尋ねてきたその男は何枚かの油絵と素描を取り出し、自分の絵を画廊で扱えないかと言うのであった。 

正直なところ、画廊主として少しずつ自信を付けはじめていた当時の私の眼に、このキテレツとでも言うほかない彼の絵は決して良くは写らなかった。

聞けばスナックの経営をしているというし、ああ、趣味程度の日曜画家かと私は、彼の望みをむげに冷たく断ってしまった。

その1年後だ。彼がこの望来の地で自ら死を選択したのは。

長谷哲也は、画家になりたかった。いつもそう願っていた。後にご遺族の方からそう聞かされたときの、あのやりきれない思いは今でも私の心にくすぶっている。

長谷哲也さん。今なら、君の絵の素晴らしさがわかる。だからせめて、長谷さんの大好きだったこの望来に、長谷さんの遺したこの作品達を飾らせてほしい。いまだ至らない私の、自戒の念とともに。

君の死後開かれた遺作展で、誰も居ない運動会の絵を見たとき、私は涙をこらえることができなかった。君の絵に、心から感動したのだ。
長谷哲也さん。すまなかった。許してほしい。

 

北海道画廊 代表 鶴田 昌嘉